近距離恋愛
第4章
私の想い
家に帰ってから、すぐに部屋に戻る。
あれから何日たった?
しばらくは、遥斗と話してない。
「ちょっ、あんたたちどーしたの?」
菜摘が、学校で話を聞いてくる。
久しぶりの菜摘と2人でお昼ご飯。
「…遥斗って私のこと好きだったの?」
菜摘に聞いてみる。
「ど、どうしたの?」
そう聞かれ、全部のことを話し出す。
実紅ちゃんのこと。
キスのこと。
男として見ろって言われたこと。
全部、菜摘に話す。
「…実紅ちゃんと遥斗君を見てどう思ったの?」
「嫌だって思った」
素直に答える私