あなたへ 〜Promise〜
どうしてこんなに急な階段が…。
私は中学のころバドミントン部に入っていたけど、引退以来全然運動してないから
つらい。
「はぁ…はぁ…」
「あや大丈夫ー??」
「平気平気!」
ほんとはつらいよぉー。でもあと少しだからがんばんなきゃ!
なんとか頂上まで登ると、お弁当の時間になった。
「神崎さん おつかれさま!」
声をかけてくれたのは竹内くんだった。
「あ!竹内くんおつかれさま!」
朝、目をそらしちゃったからちょっとだけ気まずい。
「おう!」
竹内くんは気にしてないみたい。
よかった。
明日も野外炊事一緒だしあんまり気にしない方がいっか!
そうおもってあたしはお弁当を食べはじめた。