初恋
千夏と浩太のやり取りを知らない私は、明日の仕込みの準備を直哉さんとしていた。



準備も終わり、片付けをしていると

「なぁ。」

「んー、どうしたの?」

私は手を休めることなく、視線を直哉さんに向けた。

「あ、あのさ・・・(照)」

直哉さん、すっごく顔が赤いよ。
どったんだろ(・・?)

「話があるんだ・・・実は、俺、おま「葵ー、ちょっと来て♪」」

そこに千夏が現れ、

「えっ、ちょっと今直哉さんの話が;;」

「まぁ、いいから、いいから。とにかく来たら分かるから、ね?直哉さん、葵借りてくねぇ♪」

勢い良く腕を捕まれ、カウンターまで引っ張られていった。
 
でもさ、そっちは浩太がいるんじゃ・・・。 

ヤバい、顔が熱くなってきた。

どーしよー(汗)





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