知ることから始まるんだ!
すると、突然声がして。
「君が風巻明日奈さん?」
「えっ?誰・・・・?」
「俺はここで今、間借りしてる中路祥万(なかじしょうま)だ。
田沢先生とこで働いている。
つまり、君の先輩になるな。」
「そ、そうなんですか・・・。先生から私、あなたの存在を何もきいていなかったから。」
「俺が強引にここに押し掛けたようなものだからな。
まだ俺の稼ぎじゃ、ひとり暮らしは困るしさ。
ここなら、まだ部屋はあまってるし、恋人だって呼べるだろ?」
「いつも呼んでるの?」
「まぁいろいろだね。
仕事で夜遅くなったりすることもあるし、そんときに恋人が訪ねてきたりしたときは幸樹先生が適当に相手してくれたりしてるんじゃないかな。」
「えっ・・・相手?」
「へぇ、気になるんだ。」
「そんな・・・私はまだこれから勉強しないと。」
「幸樹先生が好きなんだね。明日奈は・・・。
頬をあからめて、かわいい。」
「や、やめてください。
からかわないで。」
「テレビで見てるのと変わらないんだね。
純粋で、かわいいんだ。
テレビではネコかぶってるのかなって思ってたけど・・・へぇ、いいねぇ。」
「あの・・・やめて!
あっ、はぁはぁ・・・うっ・・・気分が・・・」
「明日奈?
君は・・・もしかして。
ごめん、息を整えよう。吸って・・・はいて・・・この指見て。
気をしっかりともつんだ。」
ゆっくりと、そう・・・吸って・・・はく。
すごい汗だね。
隣の部屋のベッドにとりあえず寝てるといい。
ごめん、ごめんよ。」
明日奈は祥万にベッドに寝かされて、お手伝いの2人に着替えさせられると、そのまま寝てしまった。
「ごめんね、仕事中に。
あとは俺がみてるから、仕事にもどってください。」
(風巻明日奈はストーカーとか痴漢から逃げてたんだったよなぁ。
俺を危険人物だと思ったら過呼吸に・・・。何をやってんだ。俺は。
医者失格じゃないか。)
それから午後になり、幸樹が帰宅すると目の前の状況に驚いていた。
「どういうことなんだ?
明日奈がどうして・・・それになんで祥万が添い寝してるんだ!
おい、起きろ!
祥万おまえまさか・・・いったい明日奈に何をした!!」
「おかえり・・・先生。
あ、ごめんね、俺・・・明日奈をちょっとだけからかったつもりだったんだけど、彼女俺に恐怖して過呼吸をしちゃってね・・・処置はした。
それで、ここについててあげたわけ。」
「ついててあげたはいいが、どうしておまえまで同じ布団に入っているかをきいているんだ。」
「あったかいかなぁと思ってさ。」
「バカッ!!」
「いてぇ・・・何だよ。いきなり帰ってきて、俺をぶつんだよ。
俺は無害だって知ってるだろ。
俺はゲイだよ。明日奈はとってもきれいな妹って感じかなぁ。」
「おまえの意識なんてきいてない!とにかくここから出ていけ!
それと・・・過呼吸の症状おさえてくれてありがとな。」
「君が風巻明日奈さん?」
「えっ?誰・・・・?」
「俺はここで今、間借りしてる中路祥万(なかじしょうま)だ。
田沢先生とこで働いている。
つまり、君の先輩になるな。」
「そ、そうなんですか・・・。先生から私、あなたの存在を何もきいていなかったから。」
「俺が強引にここに押し掛けたようなものだからな。
まだ俺の稼ぎじゃ、ひとり暮らしは困るしさ。
ここなら、まだ部屋はあまってるし、恋人だって呼べるだろ?」
「いつも呼んでるの?」
「まぁいろいろだね。
仕事で夜遅くなったりすることもあるし、そんときに恋人が訪ねてきたりしたときは幸樹先生が適当に相手してくれたりしてるんじゃないかな。」
「えっ・・・相手?」
「へぇ、気になるんだ。」
「そんな・・・私はまだこれから勉強しないと。」
「幸樹先生が好きなんだね。明日奈は・・・。
頬をあからめて、かわいい。」
「や、やめてください。
からかわないで。」
「テレビで見てるのと変わらないんだね。
純粋で、かわいいんだ。
テレビではネコかぶってるのかなって思ってたけど・・・へぇ、いいねぇ。」
「あの・・・やめて!
あっ、はぁはぁ・・・うっ・・・気分が・・・」
「明日奈?
君は・・・もしかして。
ごめん、息を整えよう。吸って・・・はいて・・・この指見て。
気をしっかりともつんだ。」
ゆっくりと、そう・・・吸って・・・はく。
すごい汗だね。
隣の部屋のベッドにとりあえず寝てるといい。
ごめん、ごめんよ。」
明日奈は祥万にベッドに寝かされて、お手伝いの2人に着替えさせられると、そのまま寝てしまった。
「ごめんね、仕事中に。
あとは俺がみてるから、仕事にもどってください。」
(風巻明日奈はストーカーとか痴漢から逃げてたんだったよなぁ。
俺を危険人物だと思ったら過呼吸に・・・。何をやってんだ。俺は。
医者失格じゃないか。)
それから午後になり、幸樹が帰宅すると目の前の状況に驚いていた。
「どういうことなんだ?
明日奈がどうして・・・それになんで祥万が添い寝してるんだ!
おい、起きろ!
祥万おまえまさか・・・いったい明日奈に何をした!!」
「おかえり・・・先生。
あ、ごめんね、俺・・・明日奈をちょっとだけからかったつもりだったんだけど、彼女俺に恐怖して過呼吸をしちゃってね・・・処置はした。
それで、ここについててあげたわけ。」
「ついててあげたはいいが、どうしておまえまで同じ布団に入っているかをきいているんだ。」
「あったかいかなぁと思ってさ。」
「バカッ!!」
「いてぇ・・・何だよ。いきなり帰ってきて、俺をぶつんだよ。
俺は無害だって知ってるだろ。
俺はゲイだよ。明日奈はとってもきれいな妹って感じかなぁ。」
「おまえの意識なんてきいてない!とにかくここから出ていけ!
それと・・・過呼吸の症状おさえてくれてありがとな。」