知ることから始まるんだ!
家族が増えるといいね
やがて、万馬券でプラン変更された結婚式と披露宴が行われ、幸樹と明日奈は大勢の招待客に祝いの言葉をもらった。
そして、幸樹と明日奈と充は家族となり、そして、明日奈が妊娠、女の子を出産をし、2年後には明日奈は2人目を妊娠した。
「父ちゃん、俺10才になったら3人兄妹のお兄ちゃんになるんだよね。」
「そうさ、充。
父ちゃんが留守にしてるときは、おまえがみんなを守ってやってくれよ。」
「うん。だけど・・・この調子でいったらさ・・・。」
「どうした?ああ?心配事なのか?」
「俺の妹と弟でいっぱいになって、俺は学生寮行きになってしまうかも。」
「それはないだろ。」
「どうしてさ。もう3人目がママのお腹の中にいるんだよ。」
「そうだなぁ・・・しかしなぁ。
もっと増えちゃうと、父ちゃんの稼ぎじゃ食えなくなってしまうんだよなぁ。
だから、そんなに増えないって。」
「そうかなぁ・・・じとーーーーっ!」
「ぬぁ!な、何だよその目は!!」
「だって、父ちゃんってばママが笑ってると、ずっと見とれてるし、ママが嫌がっても、何かとママを触ってるもん!」
「うぐっ!!うるさいんだよ。
充もうらやましいなら、早く理想の彼女でも見つけてこいよ。」
「いるよ、ひとつ学年下のクラスに俺のところにばかり来る子がいるんだ。」
「げぶっ!!なんだとぉ。なんて手が早いんだ!!充っ!」
「違うよ、俺はいつもとかわらないけど、やたら女の子たちが群がってくるんだって。」
「群がって・・・って・・・なんてうらやましい・・・いや、そんな集まってきてくれるからってその中から適当に相手を決めたりするなよ。」
「もちろんさ、俺は芳樹おじさんみたいにすばやく、すてきなお嫁さんをもらうんだ。
仕事だって目指すは弁護士だぞ!」
「なっ・・・なんでだ?おまえは学者とか先生になりたくないのか?」
「嫌だよ。そんな儲かりもしないめんどくさいの。」
「くっ、何というヤツだ・・・。」
そんな充と幸樹のやりとりをきいて笑いながら、明日奈は言った。
「2人とも自分が目指したいものに向かってがんばるのがいいのよ。
でも、奥さんは自分で早めに決めてね。
学者でも弁護士でもお嫁さんでもママはみんなが笑顔になってくれればそれでいいわ。」
「さっすが、明日奈ママ!」
「おぅ、早く次の子もつくろうな。」
「こ、幸樹さん!!!もう!しっかり稼いでから言ってください。
私、子犬の出産にもっと立ち合いたかったのにぃ。
まさか、自分の出産が続くなんて思わなかったわ。」
「いいじゃないか。子犬は年をとってからでも、取り上げられるだろう?
今は、この邸で家族を増やすのがブームってもんだ!
な、充。」
「うん、ママ、俺手伝いがんばるから、がんばって産んでね。」
「充ったら・・・。」
「よぉ~し、父ちゃんがお刺身を作ってやったぞ。
明日奈も、充もしっかり食べろよ!
有奈も離乳食しっかり食え!」
幸樹の家はますます古くなっていくけれど、家族が増えて家族やそこに暮らす人々がにぎやかにやっていくだろう。
3代目の幸太郎はそんな家族を見守りながら、少しずつ体の色を変化させながら過ごしている。
おしまい~
そして、幸樹と明日奈と充は家族となり、そして、明日奈が妊娠、女の子を出産をし、2年後には明日奈は2人目を妊娠した。
「父ちゃん、俺10才になったら3人兄妹のお兄ちゃんになるんだよね。」
「そうさ、充。
父ちゃんが留守にしてるときは、おまえがみんなを守ってやってくれよ。」
「うん。だけど・・・この調子でいったらさ・・・。」
「どうした?ああ?心配事なのか?」
「俺の妹と弟でいっぱいになって、俺は学生寮行きになってしまうかも。」
「それはないだろ。」
「どうしてさ。もう3人目がママのお腹の中にいるんだよ。」
「そうだなぁ・・・しかしなぁ。
もっと増えちゃうと、父ちゃんの稼ぎじゃ食えなくなってしまうんだよなぁ。
だから、そんなに増えないって。」
「そうかなぁ・・・じとーーーーっ!」
「ぬぁ!な、何だよその目は!!」
「だって、父ちゃんってばママが笑ってると、ずっと見とれてるし、ママが嫌がっても、何かとママを触ってるもん!」
「うぐっ!!うるさいんだよ。
充もうらやましいなら、早く理想の彼女でも見つけてこいよ。」
「いるよ、ひとつ学年下のクラスに俺のところにばかり来る子がいるんだ。」
「げぶっ!!なんだとぉ。なんて手が早いんだ!!充っ!」
「違うよ、俺はいつもとかわらないけど、やたら女の子たちが群がってくるんだって。」
「群がって・・・って・・・なんてうらやましい・・・いや、そんな集まってきてくれるからってその中から適当に相手を決めたりするなよ。」
「もちろんさ、俺は芳樹おじさんみたいにすばやく、すてきなお嫁さんをもらうんだ。
仕事だって目指すは弁護士だぞ!」
「なっ・・・なんでだ?おまえは学者とか先生になりたくないのか?」
「嫌だよ。そんな儲かりもしないめんどくさいの。」
「くっ、何というヤツだ・・・。」
そんな充と幸樹のやりとりをきいて笑いながら、明日奈は言った。
「2人とも自分が目指したいものに向かってがんばるのがいいのよ。
でも、奥さんは自分で早めに決めてね。
学者でも弁護士でもお嫁さんでもママはみんなが笑顔になってくれればそれでいいわ。」
「さっすが、明日奈ママ!」
「おぅ、早く次の子もつくろうな。」
「こ、幸樹さん!!!もう!しっかり稼いでから言ってください。
私、子犬の出産にもっと立ち合いたかったのにぃ。
まさか、自分の出産が続くなんて思わなかったわ。」
「いいじゃないか。子犬は年をとってからでも、取り上げられるだろう?
今は、この邸で家族を増やすのがブームってもんだ!
な、充。」
「うん、ママ、俺手伝いがんばるから、がんばって産んでね。」
「充ったら・・・。」
「よぉ~し、父ちゃんがお刺身を作ってやったぞ。
明日奈も、充もしっかり食べろよ!
有奈も離乳食しっかり食え!」
幸樹の家はますます古くなっていくけれど、家族が増えて家族やそこに暮らす人々がにぎやかにやっていくだろう。
3代目の幸太郎はそんな家族を見守りながら、少しずつ体の色を変化させながら過ごしている。
おしまい~