何それ、ずるすぎでしょ?


だけど、



「……甘。」



顔をしかめる大友君。



えぇ!?まだ、甘かった?



うぅ、失敗ばっかりだよ……。



「でも、僕の為に一生懸命になってさ。君のそーゆ頑張る所、結構好き。」



そう言って、大友君は、優しく笑ってくれた。



っ。何ですか?その笑顔。かっこよすぎだよ……。



「……私も好きです。大友君」



バレンタイン。



私は、大友君の彼女になりました!
< 121 / 220 >

この作品をシェア

pagetop