何それ、ずるすぎでしょ?


大友君は、私の頭をポンっとしながらそう言った。



へっ?



「おっ、大友君……!」



「ほら、行くよ。好きなんでしょ、遊園地」



差し出された、大友君の手。



私は、大友君の手をぎゅっと握って、



「うんっ!」



笑顔で答えた。



それから、ジェットコースターやコーヒーカップなど色々遊んでいたらあっという間にお昼。



三条君と実咲ちゃんもいい感じだし。



告白の返事もいなきゃいけないよね?
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