何それ、ずるすぎでしょ?


「彼女さん使って脅してごめんね。そうでもしないと駆、来てくれそうになかったから。彼女さんとまた会わしてね。
……私を好きになってくれてありがとう!」



泣きそうな笑顔で言い、帰って行った。



ふと窓の外を見ると、綺麗な夕焼けが辺りを照らしていた。



……さ、俺も教室に行って鞄取ってこないとな。



なんか、児玉に会いたいな。



帰り寄ったら迷惑かな。



そんな事考えているうちに、教室に着いていた。



< 192 / 220 >

この作品をシェア

pagetop