何それ、ずるすぎでしょ?
「彼女さん使って脅してごめんね。そうでもしないと駆、来てくれそうになかったから。彼女さんとまた会わしてね。
……私を好きになってくれてありがとう!」
泣きそうな笑顔で言い、帰って行った。
ふと窓の外を見ると、綺麗な夕焼けが辺りを照らしていた。
……さ、俺も教室に行って鞄取ってこないとな。
なんか、児玉に会いたいな。
帰り寄ったら迷惑かな。
そんな事考えているうちに、教室に着いていた。