何それ、ずるすぎでしょ?
少しくらいいいじゃん!



私は、頬を膨らます。



「あっ、じゃあ私から言うね!
好きな教科は、英語。好きな食べ物は、チョコレートで、うーん……」



『オレンジジュースが好き。百%ただったらもっと嬉しいかな!』



「あっそ。僕は言わないけど」



*************



覚えててくれるなんて、やっぱり大友君は、優しい。



私が言った事間違ってなかった。



なんだか、にやけてしまう。

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