何それ、ずるすぎでしょ?
「してほしい…です…」
だって、かっこいいと思うし……
「ん。分かった。じゃあ、俺接客する」
優しく笑う高木君。
そんな彼に少しドキドキした。
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あっという間に放課後。
今日も大友君の所に行こうとカバンを持って席を立とうとした時、
「おい、お前待てよ、帰るのか?」
「うーん、そんな所かな?」
大友君の所に行くとは言えないから、曖昧になってしまう返事。
「用事ないんだったら、学校案内してくれよ」