何それ、ずるすぎでしょ?


「ーー」



高木君が何か言っているけど、緊張しすぎて何を言っているか分からない。



「じゃあ、児玉さんから一言どうぞ」



ふぇ!?もう私の番?



「えっと……ありがとうございましゅ。
嬉しいです……」



噛んじゃった……!



その瞬間、



「可愛い~」



「頑張れ~」



などの声があちこちから、聞こえる。



その後は、皆の前でいろいろ質問された。



うぅ、なにげに大変だよ。



横を見ると、堂々と質問に答えている高木君。
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