何それ、ずるすぎでしょ?
「しんどいの?うーん、熱少しあるね」
私のおでこに手をあてる、大友君。
んなっ!?なんて、恥ずかしい事を……
現実だったら、いいな……なんて。
あっ!って事は、夢なんだから何しても良いって事だよね??
私ね、私どうしても、
「ぎゅーってしてほしいな。ダメかな?」
こんな事、夢じゃないと言えない。
「私、大友君にぎゅーってされるの好きなの!」
「……はぁ!?寝ぼけてんじゃねぇーよ」
真っ赤になっている、大友君。