何それ、ずるすぎでしょ?
イケメンだったら、高木君もそうだけど、眼鏡をかけたイケメンなんて一人しかいない。
うーん?私、本当に覚えてないんだよね。
何か失礼な事してしまってたら、どうしよう……!
そんなことを考えてるうちに、図書室についた。
「あの……大友君。お見舞いありがとうございました……。」
「ああ、別に」
「それで、私何かしましたか?」
その質問に戸惑っている大友君。
えっ?何かしちゃった!!
「い、や……別に何も……」
顔を反らしながら言った大友君。
その顔が、真っ赤になってた事に気付かなかった。