何それ、ずるすぎでしょ?
「君も他の女と一緒なんだね」
そう言った大友君の目は、怒りにが含まれていた。
「彼氏いるくせに、毎日僕の所に来てさ。どーせ、君も僕の顔見て、来てるんでしょ?」
「ち、違うよ。か、彼氏なんて、い、
いないもん!」
だから、そんな目しないで……
「あっそ。僕は、見たから。キスされてる所。何?早く出ていけよ。」
そして、あっという間に図書室から強引に追い出されてしまった。
あの、大友君の目、とっても怖かったけど……。
悲しそうな目をしてた。