くの一反省帖〜お殿様を守れ、オー!〜
「それでは失礼して…」
白雪は手紙を右手に持ち手首のスナップを効かせて左横にスライドさせ、素早く左手を下から添えた。
むむっこの白雪とか申す娘…なかなかの手際
十兵衛が白雪の手紙の広げ方に感心していると
「時代劇見て研究しましたから」
あっさり種明かしする白雪
「白雪何が書いとぉと?」
オンボロショックから立ち直った朧が横から手紙を覗き込む…
「十兵衛様これは…確かに時間に迫られる状況ですね」
真っ青な顔で十兵衛に語り掛ける白雪…
「白雪ぃ〜何て書いてあったと?」
執拗に内容を知りたがる朧に
「夜食とか無いとかいな?」
あくまでも食い物しか頭に無い狭霧…
白雪は手紙を右手に持ち手首のスナップを効かせて左横にスライドさせ、素早く左手を下から添えた。
むむっこの白雪とか申す娘…なかなかの手際
十兵衛が白雪の手紙の広げ方に感心していると
「時代劇見て研究しましたから」
あっさり種明かしする白雪
「白雪何が書いとぉと?」
オンボロショックから立ち直った朧が横から手紙を覗き込む…
「十兵衛様これは…確かに時間に迫られる状況ですね」
真っ青な顔で十兵衛に語り掛ける白雪…
「白雪ぃ〜何て書いてあったと?」
執拗に内容を知りたがる朧に
「夜食とか無いとかいな?」
あくまでも食い物しか頭に無い狭霧…