続・エレベーター
送信ボタンを押した後で、にわかに後悔しながら、しばらく携帯を眺めていた。


一返事なんて、くる訳ない。


一否、来ないで欲しい。


ざわざわと落ち着かない気持ちを押さえて、暗闇の中音も無く光り続ける携帯の画面を見ていた。





『…やっぱり、悪戯だよね。』


パチンと携帯を閉じ、わたしはタオルケットを頭から被った。


一今日は、疲れた…。


わたしはそのまま目を閉じた。



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