続・エレベーター
ささやかな願い
美香のお母さんに挨拶をして、わたしは美香の家を後にした。
相変わらずエレベーターは動いていなかったので、わたしは階段で1階まで降りた。
わたしは美香のお母さんの言葉をずっと考えていた。
一人間、認めたくないことがあると、全て悪いほうへ考えてしまう一
そう…かも知れない。
わたしもずっと、悪い方へ悪い方へ思考が向かっていた。
もし、美香からのメールや電話が…ただの悪戯だったとしたら?
美香は「携帯を落とした」と言っていた。
そして「あの男」も「携帯を拾った」と言っていた。
・
相変わらずエレベーターは動いていなかったので、わたしは階段で1階まで降りた。
わたしは美香のお母さんの言葉をずっと考えていた。
一人間、認めたくないことがあると、全て悪いほうへ考えてしまう一
そう…かも知れない。
わたしもずっと、悪い方へ悪い方へ思考が向かっていた。
もし、美香からのメールや電話が…ただの悪戯だったとしたら?
美香は「携帯を落とした」と言っていた。
そして「あの男」も「携帯を拾った」と言っていた。
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