ヒスイ巫女3
「なら犯人絞りこめるんじゃねえか?」
陸が期待がこもった声をだした。だがそれは裏切られる。
「それはない。能力で巫女の国の者など山ほどいる。 」
・・・・
「てか、ヒスイどうしてそんな事知ってる?」
「巫女様に仕事として能力をいらないと言ってる人の能力を奪ってるの。」
「な、まさか黒の力でか!?あれは危ない力危険すぎる。」
「大丈夫そんなへましないそれに例え黒の力でいなくなっても自己負担っていう計画書かいて貰ってるから危なくないよ〜」
能天気に言った。
「おい!」
ヒスイを陸がつかみあげた。
ヒスイは冷静な目をして、
「何?」
冷淡な声をだした。
「陸、ヒスイ頭冷やせ。」
ヒスイが外に出ていった。
「陸怒るのも分かるけどたぶんヒスイは巫女様に命令されてしてるだからヒスイを責めないでやってくれよ。」
やさしい蒼に似た穏やかな表情だった。
「俺ヒスイを見つけてくるから陸はここにいて。」
陸は無言だったが蛍はヒスイを探しに出ていった。
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