ヒスイ巫女3
「どうするって。」
三人はすでに決まっている様子であった。
「もちろん、この力使わしてもらうよ。」
「え、でも人間から遠ざかるのに?普通の人間じゃなくなるよ?」
「それでも別にいいんだ。俺達は強くなって色んな人を守りたいから」
「それにこんな強大な力貰える事なんてないだろ。」
「みんな...」
ヒスイはどこか嬉しそうだった。
「悪魔の力の制御はまだしとく巫女の国を立ち戻してからすることにする。」
三人は納得した。
(そう言えば、琥珀様に言われてた落ち着いたらここにかえってこいってどういう事だったんだろう...)
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