ヒスイ巫女3
犯人の首に刃物が刺さり大量の血が出血せず、
ヒスイの持っていた刃物を陸が上から止めていた。
犯人はあまりの恐怖で気を失っていた。
「何?お兄ちゃん、私今から罰を執行するつもりなんだけど。」
あまりにも平然でそして冷静で恐ろしく感じた。
「お前が罰を執行する必要はない。」
「は?なんで?こいつは何人の命を奪って何人ものの人を悲しませたんだよ!死んでもいい人じゃないか!」
バシッ
ヒスイの頬が熱くなった。
陸がヒスイを殴っていた。
「死んでもいい人なんていない!それにそれを決める権利をお前にはない!」
陸は犯人を連れてムーブメントし楼宮に行った。
ヒスイは1人残され、一人ぼやいていた。
「何が間違ってたの?私は間違えたの?どういう事なの?お兄ちゃん・・・」
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