拒否恋

無理やり唇をくっつけられそうになる。


やめて、やめて、やめて、やめて…


「…っいや。」

「怯える、細田さんも可愛いです。」


田城は、ニヤニヤしながらも私の手を握りしめる。



全身が震える。



誰か、誰か、誰か!





助けて。







「うるせーな!告白ならよそでやれよ。」
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