拒否恋

お礼言わなきゃな。



「あの…「お前、男嫌いなのか?」」



…はい?
何故この人、私が男嫌いなの知ってるの?



「見てればわかる。」


私の疑問に思ったことを見透かされ答えた美少年。







キーンコーンカーンコーン






5時間目の予鈴が鳴った。






「このまま、サボろうよ。」





美少年の声が校舎裏に響く。




私は、こくりと頷いた。
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