病院嫌い〈2〉



『…彩夏…終わったよ。もう大丈夫だから。』









『グスッ……痛かったよ ヒック ヒック』








泣いていると……







 
チュッ









唇にキスをされた。










『怖かったよな。 しばらくこうしているから大丈夫。』










そう言って強く私のことを抱きしめてくれた。








『…春樹、ありがとう……大好き』








春樹の温もりはいつもわたしを安心させてくれる。










春樹のことが好きでたまらない。









『…俺も、彩夏が大好き』








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