病院嫌い〈2〉
『……彩夏、もう大丈夫だ。 苦しかったよな。おいで』
そう言って私を抱きしめてくる。
『ヒック ヒック ごめんね、春樹 グスッ 』
『なんで彩夏が謝るの。 何も悪いことしてないだろ』
『だって……私のせいで……こうやって春樹に迷惑……かけてばかりで……… ……
私がこんなに病弱じゃなければ…グスッ ヒック ヒック』
『それは間違っているよ。 俺は迷惑なんて一度も思ったことないから。 俺は彩夏のことを愛しているんだ。
そんなことで迷惑なんて思うわけないだろ』
そう言って唇にキスをした。
『……春樹、ありがとう 大好き……』
『俺も大好きだからな。 絶対に迷惑なんて思わないからいつでも俺を頼って。』
『……うん ありがとう』
『じゃあ、寝室に戻ろうか』
『……うん』
と言い寝室に戻ってベッドに入ったけど……