病院嫌い〈2〉
『………彩夏 こっち向いて 』
言われた通り向くと……。
チュッ
目を閉じたまま、唇を重ね合わせる。
『…………春樹、大好きだよ』
『……俺もだよ。 彩夏のこと、絶対に離さないからな』
春樹の手が後ろに回ってきて強く抱きしめられる。
……体が熱くなっていく
『………………うん 私も春樹から絶対に離れないよ
春樹の隣にずっといたい 』
私も春樹の背中に手を回してギュッと抱きしめる。
朝から甘い時間を過ごした。