SoLain
遥「だぁー!もう!みんなしてなんだよ!いじめか?いじめなのか??」
未「遥稀のキャラが・・・。」
夢「ってゆーか遥稀はいつまで未夢羽と手繋いでんのかなー?(黒笑)」
遥「あっ!ご、ごめん・・・。」
そういって遥稀は私の手をパッと離した。
遥稀の手の温度がなくなった私の左手は、なんだか寂しく感じた。
遥「なんだ、さみしーのか?手繋いどくか?未夢羽が繋いでたいなら夢叶も許可出すだろ。な、夢叶?」
夢「お、おう。未夢羽がそうしたいならしょうがないもんな。」
空「あ、じゃあ僕も僕も!未夢羽ちゃん、手繋ごー!」
空くんが右からくっついてきたので、バランスを崩してしまって遥稀の方に倒れてしまった。
・・・今の状況。それは最悪です・・・。
空くんにくっつかれてバランスを崩した私は遥稀に支えられ、床にこんにちはすることはなかった。
が、遥稀が床に倒れその上に私が転がり、空くんが押し倒しているような図に・・・。
つまり、空くんが私と遥稀を押し倒したような・・・。
それに加えて春瑠くんと夢叶からの殺気、土方さんのため息、そして、斉藤さんと沖田さんに呼ばれてきたであろう人8人からの痛い視線。
私たち3人は真っ赤になって座りなおした。
3人「す、すみませんでした・・・。」
夢「ま、まぁ、あれは事故ってことに・・・な。」
春「お、おう・・・。そーだな・・・。」
8人「はっ!」
未「うわぁ!」
私は男の人の多さに驚いて遥稀と空くんの後ろに隠れた。