SoLain


未「これは、ボールペンで、こっちはシャーペン。これは鉛筆で、これがマジックペンです。これはすべて、文字を書くものです。一番筆に似ているのはマジックペンですね。」


山「ほぉ。これはどうやって使うのですか?」


未「ボールペンは基本的に上を押すと使えます。シャーペンも同様です。ただ、数回押さないと使えません。鉛筆はこのまま使えます。マジックペンは、この蓋を取れば使えます。」


山「なるほど・・・。書いてみてもいいですか?」


未「もちろんです。あ、でも、ちょっと待っててください!」
シャーペンも使うのなら、半紙ではかけない。穴が開いてしまう。
メンバーからいらない紙をもらって山南さんのところへ戻る。


未「お待たせしました。これに書いてください。」


山「この紙は半紙よりも固いですね。」


未「はい。未来ではこちらが主流です。でも、半紙ももちろん残っていますよ。」


山「そうですか。」
山南さんはそういっておもむろにシャーペンと手に取った。そしてカチカチカチと3回押し、文字を書いた。


山「とても不思議ですね。とっても細い字がかけました。」


その後も山南さんはすべての道具を手に取り書いていた。
消しゴムや修正テープ、定規なども紹介し、山南さんはとても興味津々で私の話を聞いてくれていた。










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