SoLain
僕は、必死に考えた挙句、畳に倒れ込んでいる未夢羽ちゃんを抱きしめた。
空「未夢羽ちゃん!大丈夫?僕が誰かわかる?」
僕が未夢羽ちゃんにできることはこれだけだった。
未夢羽ちゃんが我を忘れないように・・・。
未夢羽ちゃんが落ち着けるように・・・。
未夢羽ちゃんが安心できるように・・・。
そんな思いが未夢羽ちゃんに届くように・・・。
伝わるように・・・。
未夢羽ちゃんが・・・
未「そ、ちゃ・・・。」
僕の名前を呼んでくれるように・・・。