〔完〕大切にしてくれたっていいじゃないか。~続編あり~



「梨々香、みせ「あたしは見せないよ。」



え。



「私だって、それなりに頑張ったし、忘れた真理奈が悪い。」



・・・正論でございます、梨々香さん。



うわぁ、ほんとにどうしよう。数学苦手なんだよなぁ・・・。



「梨々香、お願いだから教えて!」



梨々香は「教えないよー。」と言って、べーっと舌を出している。



もう・・・。



私が困っていると、横から声が聞こえた。



「課題やるの忘れたの?」



・・・。



「うん。」



なんだろ、バカにしたいのかな。
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