「この顔見るのは“俺”限定」
「……っ」
そう思ったら、顔の熱も体の熱も全然さがらなくて。
ずっと熱に浮かされてるみたいだった。
ほんの少し前のことなのに、全部が夢かまぼろしみたい。
でも……。
夢なんかじゃないんだよね?
だったら、あたし……。
ちょっとくらいは、うぬぼれていいのかな?
汐見廉に、あたしのがんばりが通じてるって。
そう思ったら、顔の熱も体の熱も全然さがらなくて。
ずっと熱に浮かされてるみたいだった。
ほんの少し前のことなのに、全部が夢かまぼろしみたい。
でも……。
夢なんかじゃないんだよね?
だったら、あたし……。
ちょっとくらいは、うぬぼれていいのかな?
汐見廉に、あたしのがんばりが通じてるって。