「この顔見るのは“俺”限定」
それでも……。
こういうのは、やっぱり恥ずかしい。
だから、もじもじうつむいていたら……。
「聞いてんだろ?
答えろよ!」
っていう、ものすごくイラだった声がした。
あまりの恐怖に、ハッと息をのんで、汐見廉の顔を見あげる。
と同時に……。
壁にギュッと押しつけられた。
「……っ!?」
こういうのは、やっぱり恥ずかしい。
だから、もじもじうつむいていたら……。
「聞いてんだろ?
答えろよ!」
っていう、ものすごくイラだった声がした。
あまりの恐怖に、ハッと息をのんで、汐見廉の顔を見あげる。
と同時に……。
壁にギュッと押しつけられた。
「……っ!?」