構って彼氏くん!


さっきとは違い長く深いキスをしてくる。



「…あ、…っん、っ」



も、もう苦しい!!



空気を求め口を開けた瞬間、


「…っんん…っ!?」



口の中に葵くんの舌が入ってきた。


「…んっ、や…ぁ…!!」



スラスラと口の中を動き回る葵くんの舌。


「っ、は…ぁ」



葵くんは静かに私から離れた。 



肩で呼吸を整える私。


それに比べて余裕そうな葵くん。







…あ、そうだ!携帯っ



「わぁ…っ」


…こ、腰が抜けた。



力が入らなくて起き上がることもできない。


そんな私をみて、


「…ふっ、お子ちゃま」



と、イタズラに笑って満足そうにしたんだ。



私の状態を確認してから突然私の携帯で喋りだした。




「…今邪魔しないでくれる?」



「『なっ!?」』



私も中津くんも驚いた。








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