[ポエム]君に
10, 光




望遠鏡を覗き込む

それでもあの星は見えなくて

思わず俺は舌打ちをして

そして大きなため息をつく



見えなくたっていいじゃない

夜風のように優しげな声で

キミは呟いたね

そこにあるってこと それが大事なんだから




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