美しすぎる殺人鬼
『最近さ…
パパとママの仲が悪いんだよね〜
この学校は朝早くからやってるから
はやく来てるんだ〜』
のんびりとした口調だったが声色から寂しそうなのがわかった
『そっか…ごめんっ』
『大丈夫だよ〜 あれ?桜木くんはなんで??』
首をかしげる仕草が愛らしい
『俺?俺はさ!学級委員に推薦されちまったから…wだから日直なんだ』
は〜ホントにこまったものだ…
友達も内申あがるー
とか言って押し付けやがって〜
『投票の時…実は私も桜木くんにいれちゃったんだよね…ごめんねっ?』
新田は申し訳なさそうに上目遣いで俺を見つめる
『だっ大丈夫に決まってんだろ?!?!』
そんな顔されると強がってしまう
『そっかぁ』