社長とお嬢様
睦月side

「やめて!!」

抱きしめたらこんなこと言われてしまった。

「睦月様!!」

入ってきたのは俺の執事の町田。

「亜佐羽様!!」

続いて足立も入ってきた。
足立は、状況をすぐに把握し、自分のジャケットを亜佐羽にかけた

「屋敷に戻りましょう。すぐに治療します。」

「はい…お願いします…」

消え入りそうな声で亜佐羽は言った。

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