四周年記念小説
中に入ってベッドに
近づくといつの間にか
眠ってしまったらしく
規則正しい寝息が
聞こえてきた。
良かった……
音を立てないように
静かに子ども部屋の
ドアを閉めてから
洗面所に寄り
玄関に戻った。
『持って来たぞ』
「サンキュー、桜耶は?」
俺が子ども部屋に
寄って来たことを
わかってる口振りだ。
『寝てるよ』
満彦も良かったと
思ったんだろう。
目元が少し緩んだ。
とりあえず、リビングに
移動して、俺は満彦の隣に
元妻は俺の向かい座った。
「何であんたが
この家にいるのよ‼」
何でもなにも、
今は俺の家でもある。
「家族なんだ
当たり前だろう」
嬉しいこと言ってくれるぜ。
そもそも、桜耶と満彦を
置いて出て行ったうえに
離婚届けまてま置いてったくせに
今更何の用があるんだか。
「何が家族よ‼
どうせ、この子が
入り浸ってるだけでしょ‼」
俺を指してこの言い種。
この人、頭大丈夫か?
桜耶の母親とは思えない……
「柾を侮辱するな。
碌に飯も作らず、
おまけに浮気して
桜耶に構ってもやらない。
終いには離婚届けを
置いて出て行った奴に
誰かを侮辱する
権利なんかないんだよ‼」
子ども部屋を
気にしながら
大声を出さないように
注意しながも
満彦は怒りを露にしている。
うわぁ~
浮気していたのか……
成る程、離婚届けも
その男と一緒になるためか。
「満彦、落ち着け
桜耶が起きるだろう」
俺のために
怒ってくれたのは
非常に嬉しいが
今はそんな場合じゃない。
最優先は桜耶のことだ。
「そうだな。悪い」
俺たちの会話が
気に入らなかったらし。
「何であんた、
その人のこと呼び捨てにしてるのよ‼」
恋人を名前で
呼んで何が悪い。
『恋人同士なんだから
柾が俺を呼び捨てに
するのは当たり前だろう』
満彦も同じことを
思ったらしく、俺が
言葉にする前に言われてしまった。
近づくといつの間にか
眠ってしまったらしく
規則正しい寝息が
聞こえてきた。
良かった……
音を立てないように
静かに子ども部屋の
ドアを閉めてから
洗面所に寄り
玄関に戻った。
『持って来たぞ』
「サンキュー、桜耶は?」
俺が子ども部屋に
寄って来たことを
わかってる口振りだ。
『寝てるよ』
満彦も良かったと
思ったんだろう。
目元が少し緩んだ。
とりあえず、リビングに
移動して、俺は満彦の隣に
元妻は俺の向かい座った。
「何であんたが
この家にいるのよ‼」
何でもなにも、
今は俺の家でもある。
「家族なんだ
当たり前だろう」
嬉しいこと言ってくれるぜ。
そもそも、桜耶と満彦を
置いて出て行ったうえに
離婚届けまてま置いてったくせに
今更何の用があるんだか。
「何が家族よ‼
どうせ、この子が
入り浸ってるだけでしょ‼」
俺を指してこの言い種。
この人、頭大丈夫か?
桜耶の母親とは思えない……
「柾を侮辱するな。
碌に飯も作らず、
おまけに浮気して
桜耶に構ってもやらない。
終いには離婚届けを
置いて出て行った奴に
誰かを侮辱する
権利なんかないんだよ‼」
子ども部屋を
気にしながら
大声を出さないように
注意しながも
満彦は怒りを露にしている。
うわぁ~
浮気していたのか……
成る程、離婚届けも
その男と一緒になるためか。
「満彦、落ち着け
桜耶が起きるだろう」
俺のために
怒ってくれたのは
非常に嬉しいが
今はそんな場合じゃない。
最優先は桜耶のことだ。
「そうだな。悪い」
俺たちの会話が
気に入らなかったらし。
「何であんた、
その人のこと呼び捨てにしてるのよ‼」
恋人を名前で
呼んで何が悪い。
『恋人同士なんだから
柾が俺を呼び捨てに
するのは当たり前だろう』
満彦も同じことを
思ったらしく、俺が
言葉にする前に言われてしまった。