君の隣 〜YUU〜


「で、なんか用?」

冷たい声、冷たい表情。
なんの感情も持たないかのような、
顔をした優。


「っ…ど、して…優…
私達、付き合ってたんじゃないの?」

泣きそうになりながらも、
訴えかける私。

「はっ、付き合ってた?
冗談、俺からしたら遊びだし。」

鼻で笑いながら、言う優。


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