幼なじみの女癖、直してみせます!
「で、話って何?」
唐突…
まぁ、他に用は無いしね
「あ、あのさ恭太、なんてゆーかその…」
来たはいいけど結構言いにくい…
なんて聞けばいいか分からない
「なんだよ、早くしろよ」
「うん、ごめん。恭太さ、女癖直しなよ!」
単刀直入過ぎたー!!
バカか!?あたし!
「はぁ!?」
ですよね…(汗
でも、言ってしまったことは戻せないからどうにか補足しながら話し合いを進めよう…。うん。
「雪さんも翔平さんも心配してるんだよ?」
「また、その話かよ。お前には、関係ないって言ってんだろ」
「関係あるよ!幼なじみなんだから!」
あたしも、、心配してるし…
「ただの幼なじみだろ?関係ねぇよ!」
「そんなこと!」
「あーあーうるさいうるさい、その話ならもう早く帰れよ」
そう言いながら恭太は、あたしをベランダに出して鍵を掛けた。
「ちょっと恭太!まだ、話は終わってない!」
窓をたたいて恭太に呼びかけるも、恭太は全く聞いてくれない。
「もぅ…」
仕方ないので今日は諦めて帰ることにした…。