幼なじみの女癖、直してみせます!

次の日、学校につくと同時に波留のもとき直行した。



「結衣〜」



「なつめちゃん、おはよ。どうしたの?」



「昨日、恭太と話してみたんだけどダメだった語彙力のない自分が情けないっす…」


「なつめちゃん、テンパったりすると言葉が詰まっちゃうことあるもんね…」



「うう…そうなんだよね」


「うーんそうなったなら、次の策を考えなきゃだね」



「うん…あたしも何か考えてみるから、本当に申し訳ないんだけどまた、結衣もちょっと手伝ってくれない?」



「うん!もちろん!」



「ありがとー!結衣!」



ほんと、なんていい子なんでしょう!

そしてこの天使のような笑顔、癒やされる〜!



「じゃあ、何か思いついたら助言お願いします」

「うん、わかった!」



あたしは、早速考えてみることにした。




授業中だけど…

ま、聞いてもどうせわかんないし


うーん…


話し合いはダメだった。

他に手はあるのだろうか…



ってゆうかなんで恭太あんなに女癖悪くなっちゃ悪くなっちゃったんだろう?



中学の途中ぐらいからいきなりだった気がする。



恭太にいったい何があったんだろう?





でもどんな理由があったとしても、


いろんな女の子を取っ替えして人の気持ちを弄ぶような真似は絶対しちゃいけないと思う。




だから、雪さんと翔平さんに頼まれたからだけじゃなくて、あたし自身も恭太を変えたい!




恭太、ホントはすごく素直で優しい奴なんだから







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