きっと,それでも…
新婚生活…1
ピッ♪♪ピピッ.ピピィ。)
朝から聞こえてくる
小鳥達の鳴き声。
窓から差し込む
眩しい太陽の光……。
ちょうど季節は夏で、
いい天気の朝。
「ん"…んぅぅー」
私は瞳を開けて体を起こした。
隣を見ると愛しい旦那の横姿…
「誠奇………。」
誠奇(まさき)は私の旦那さん
今年の私の誕生日に結婚した
結婚したのはいいけど……
誠奇とは遠距離だし別居……
しかも今の私は妊娠中ー。
あと数ヶ月で出産だけどね!
「んぅ…、まだ眠っ」
あまりの眠たさに勝てず
私はベッドに横になって
誠奇の体にそっとくっついた
誠奇「ん………。れい、み??」
「うん麗美だよ」
誠奇「起きてたのか?」
「さっき起きたばかり…」
ーーーグイッーーー
(えっ…??!)
誠奇「もう少し…寝たい」
「ん…分かったから…離れて」
物凄い力で抱き寄せられて
体がとても暑い……。
妊娠中だから余計に暑い!?
誠奇から少し離れて私は
キッチンでご飯を作る事にした。
そっちの方が涼しいし、
ちょうどご飯の時間だから。