死にたがりの私と 生きたがりの君




「もうすぐ、美桜の誕生日だね。
ずっと一緒に居られたら
いいのにね…………」





楓が言う。






この時、君の吐いたこの言葉を、
甘い愛の言葉だと思った私は
馬鹿だった。







だって、
ずっと一緒になんて居られなかった。












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