死にたがりの私と 生きたがりの君
狂ってるとは思う。
だけど、間違ってないって信じてる。
「楓が助けてくれた命だもん。
もう楓のものでいいはずだよ」
そうでしょ?
あの時楓が助けてくれなかったら
私は死んでた。
だからもう、あの日から
私は楓の為に生きてる。
楓の言葉だけを頼りに、
ただ信じて生きてる。
「もう……疲れたんだよ」
大好きな楓が、
居なくなっちゃうの見てるのが。
「置いていかれる側には疲れた。
だから置いていく側になろうって?」