死にたがりの私と 生きたがりの君

楓side








「…………………ん…」

なんだか息苦しくて目が覚める。
最近では毎晩のことだ。

一度起きてしまうと中々眠れないし、
だからと言ってすることもない。


電磁波狂うから
ここじゃ携帯も見れないし。


結局、いつものようにテラスへ向かう。
外の空気を吸いたかった。

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