暗闇から目覚めぬ私
結唯は帰ったみたいだし晴哉が来たことだし本題に入りますか。
風花「晴哉。お前、結唯とは別れたのか?」
晴哉「はっ?何、バカなこと。」
風花「じゃあ、これはなんだ?」
晴哉と知らない女が写ってる写真を机に並べる。
晴哉「これ⁉︎」
風花「結唯もこのことを知っている。」
晴哉「えっ?」
風花「結唯も中身は普通の女の子なんだよ。族にいるから強く見られるけど、本当は内心、心配で仕方ないんだよ。」
晴哉「風花だから言うが聖林寺家にスパイが送り込まれた。女ということしかわかってないが…。そいつは、結唯を殺し風花を殺そうとしてる暗殺者だ。だから、結唯には近づけたくないと思ってな。」
晴哉…。
本当に結唯のことが好きなんだな。
風花「そういうことなら、風磨にも手伝わせろ。晴哉1人だと大変だろ?」
風磨「俺も手伝うのか?」
風花「仕事が終わったら、風磨の望みを叶えられる範囲で叶える。それに相手は中上財閥だと思うから。」
風磨「だったら、引き受ける。」