暗闇から目覚めぬ私
晴哉「まぁ、おかげでドレスに着られてる感はねーな。」
風花「あっそ。とりあえず、私は疲れたから一回部屋で休んでくる。」
結唯「はいはいー。なんかあったら、呼びにいくね。」
風花「よろしく。」
部屋…。
聖夜…。
ここに居たのか。
風花「こんなとこで何してる?」
聖夜「風花に謝ろうと思って待ってた。」
風花「私に謝る?何を?」
聖夜「裏切ってしまったことを。」
風花「謝ったところで、私が闇に染まり育った時間はかえってこない。」
聖夜「そんなことは、わかってる。ただ…俺があの時、風花を裏切らなければあんなに深い闇に染まらなくて済んだと思ってな。」