明日へのラプソディ
「町田さん、英語は喋れる?」
「喋れません。学生の頃から苦手でした」
「そうか、ドバイに行ったら英語が必須になると思うけど、ま、日常は、日本語喋れる家政婦を雇えばいいから、大丈夫だよ」
「はぁ…」
「後は、日曜日に、ホームパーティーしたりするから、その時は、どうしても、少し話して貰わないといけなくなるかな」
「ホームパーティー、ですか?」
「ああ。町田さん、料理は得意?」
「得意と言うほどではないですけど一人暮らしですから、ほぼ毎日やってますので、それなりに作れるつもりです」
「そうか。僕は中華料理が好きなんだけど、麻婆豆腐は、作れる?」
「はい、まあ」
「辛い?」
「はい、山椒を入れますので」
「いいね、山椒なんて、本格的だな。早く食べてみたいもんだな、町田さんの手料理」