白と黒。時々、水色。
そして、冒頭文に戻るわけだが…
(いったい相手って誰なんだろう…)
そう、これが今一番の疑問である。
まさか私に縁談が来るなんて…
あの女王は何を考えているのだろうか。
『相手とは明後日に会って話をする予定になっているわ』
と言っているが、はたして私と話をさせる必要があるのだろうか?
いきなり過ぎた出来事に頭がついていけない。
「はぁ…泉に行って御祓でもしてこようかな…」
御祓(みそぎ)とはきれいな水に浸かり、身体を清める事である。
特に、水のちからを持つ私にとっては命の補給ともいえる。
…ボチャッ…
「ふぅ…やっぱり生き返る~…」
気分がよくなって、おばあ様から教えてもらった水蛇の歌を歌っていたら、
不意に、泉のそばにはえていた茂みが揺れた。
(え…?)
と思ったら、茂みの向こうから男の人がこっちに向かってくるのが見えた。
(ちょ、私、今裸なのだけど…!?)
けれど、そんな私の心の声は聞こえるはずもなく…
「……ぁ」
?「……え?」
ついにご対面してしまった。
今叫ばなかった私はすごいと思う。
(いったい相手って誰なんだろう…)
そう、これが今一番の疑問である。
まさか私に縁談が来るなんて…
あの女王は何を考えているのだろうか。
『相手とは明後日に会って話をする予定になっているわ』
と言っているが、はたして私と話をさせる必要があるのだろうか?
いきなり過ぎた出来事に頭がついていけない。
「はぁ…泉に行って御祓でもしてこようかな…」
御祓(みそぎ)とはきれいな水に浸かり、身体を清める事である。
特に、水のちからを持つ私にとっては命の補給ともいえる。
…ボチャッ…
「ふぅ…やっぱり生き返る~…」
気分がよくなって、おばあ様から教えてもらった水蛇の歌を歌っていたら、
不意に、泉のそばにはえていた茂みが揺れた。
(え…?)
と思ったら、茂みの向こうから男の人がこっちに向かってくるのが見えた。
(ちょ、私、今裸なのだけど…!?)
けれど、そんな私の心の声は聞こえるはずもなく…
「……ぁ」
?「……え?」
ついにご対面してしまった。
今叫ばなかった私はすごいと思う。