白と黒。時々、水色。
?side


俺は、リオ
悪魔界の頂点にたつ王の息子
つまり王子だ。

そんな俺に突然の縁談話がやってきた。

話によると、相手とは天使の王女らしい。

俺は、幼い頃から地位と容姿に目が眩んだ女どもを数えきれないくらい見てきた。

きっとこいつも同じなのだろう

猫なで声で自分を売ってくるに違いない。

そんなことを思いながら天界の視察に来ていた。

することがなかったので、森の道を散歩として歩いていると、

~♪~~♪

ときれいな歌が聞こえたので、吸い寄せられるように歌をたどっていくと、きれいな顔立ちの髪の長い少女が水に浸かってこちらを凝視していた。

そして、よくよく見ると、その少女は…裸だった…










< 4 / 10 >

この作品をシェア

pagetop