幼なじみ物語*番外編
「二人目っていっても、やっぱり産むのは大変だね」
そう言って笑ってる麻里。
それでもやっぱり、嬉しそうな顔。
「麻里。産んでくれて、ありがとな」
「どういたしまして」
俺との子供。
産んでくれて、本当にありがとう。
その時、
助産師さんが、俺と麻里の子供を連れてやってきた。
ベッドにそっと寝かす。
「女の子ですよー」
女の子…
娘、か…
「名前、何にしよっか?」
「俺、考えてる名前があるんだけど…」