催涙雨。


咲夜「姉さんに恨みがあるだろうと

思った奴らをテキトーに集めたのが

俺ら魔惡。


でも、恨み持ってる奴なんて

誰もいなかったよ」



そう言って微笑む。



そして何人かの人が駆け寄ってくれて



「むしろ感謝してるッス!」

「私たちの罪は消えないけど…」

「良い風に変わることができたから!」



「「「ありがとうございました!!」」」



なんて言ってくれた。




「ちなみに冷蝶とかってつけたの

私です…///」



と、何故か恥ずかしそうに

言ってきた女の子。



『名前は?』




「あ、自分、華陽-kayo-って言います!」



『素敵な名前ね((ニコッ』




そう言うと赤面していた。




瑠奈「あ、みんな!敬語とかじゃなくて

いいからね!」




と、瑠奈が明るく言う。




ジュリア「お姉ちゃん…行こう。

パパの元に。」




泣きやんだジュリアが

強い瞳で言った。




雄大「それはダメだよ!

2人とも!何されるか…」



と、1人勘違いする雄くん。笑



『違うよ!みんなで、パパを

倒しに行こう!みたいな!』



雄大「あ、なんだ…」


と、恥ずかしそうに俯く。



心配してくれたんだよね。



心の中で

(ありがとう…)

と呟いた。



『みんな、行こう!』


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